旅のしおり:クロアチア、モンテネグロ、時々ボスニア・ヘルツェゴヴィナ

記載の時刻等は訪問時のダイヤです。

0日目

羽田 2140 (ANA203) – フランクフルト 0520+

1日目

フランクフルト 1025 (クロアチア航空 OU419) – ドブロブニク 1210

宿泊:Ragusa City Walls Apartments

1日目Tips
・二度目のドブロブニクだが、ホテル代が暴騰しており、旧市街の近くにある民泊を利用することにした。空港からのバス停にも近く、かなり便利な場所である。民泊専門の管理会社があるようで、かなり良くメンテされていた。
・この日の夕食レストランは敢えて名前を伏せるが、ミシュラン掲載店だった。どうやら僕と現代風クロアチア料理は相性が悪いらしい。見た目は派手で料金も高いが、イマイチ繊細さに欠ける気がするのだ。

2日目

・クラヴィカの滝、モスタル、ポチテリ1日ツアー

昼食: Restoran Kaldrma

夕食:Konoba Dubrava

2日目Tips
・この日の夕食は伝統料理の店。鉄鍋の蒸し焼きのような料理なのだが、シンプルながら絶妙な味付けだった。前日のレストランとは違い、地元の料理、ワインとリキュールを堪能できた。難を言えば旧市街からタクシー利用になる立地だが、ドブロブニクではUberが使えるので問題ない。

3日目

・晴天のドブロブニク

昼食:Sandvich Bar

ドブロブニク 1730 (バス) – コトル 1950 (実際は2100頃に到着)

夕食:Atrium Restaurant

宿泊:Apartments Casa del Sol Jovana

3日目Tips
・天気予報が完全に外れて朝から快晴。結局、旧市街の城壁には3回も行った。アホだ。
・昼食はヒルトンホテル前にあるサンドイッチ屋さん。ここのバーガーが絶品で、前回のドブロブニク訪問時には毎日のように行っていた。観光地の小食堂なので心配していたが、COVID-19を乗り越えられたようで何よりだった。
・バスでモンテネグロのコトルに向かった。チケットはネット予約が無難、荷物預けは別料金。
・コトル旧市街は小さい街で、ホテルは少ないが、民泊が多い。最初に予約を入れた所は予約直後に送金での事前決済を求められたので、キャンセルすることにした。事前の支払い自体は問題ないが、さすがに直接送金はリスクが高すぎる気がしたのだ。ホテル予約サイト経由でカード決済できるところを探して再予約。

4日目

・コトル散策

夕食:Konoba Scala Santa

4日目Tips
・コトルは小さい街だが、クルーズ船も来るので異様に混む。できれば宿泊して早朝と夕方を活用したほうが良い。
・コトルで民泊に泊まると、到着後48時間以内にパスポートを持って宿泊税を払いに行く必要がある。

5日目

・コトル散策

夕食:La Catedral Pasta Bar

5日目Tips
山道が急すぎた

6日目

コトル 0300 (送迎車) – ポドゴリツァ空港 0430

ポドゴリツァ 0700 (オーストリア航空 OS730) – ウィーン 0820
ウィーン 1125 (ANA206) – 羽田 0655+

6日目Tips
・モンテネグロの首都であるポドゴリツァはヨーロッパで最も見所のない首都らしい。そんな都市で飛行機に乗るためにホテル代を払った挙句、旅行期間が1日余分になるのは考えものだった。コトルからタクシーを頼むと約100ユーロ。午前2時半起きが厳しいが、経済的には合理的な選択肢である。と思う。たまたま民泊を予約したサイトでキャンペーンをやっていたので、そこから送迎を手配した。
・僕がモンテネグロ2回目だと言ったせいなのか、空港送迎車のお兄ちゃんが急にフレンドリーになり、日本円の紙幣が欲しいとのこと。10ユーロで、北里富三郎の千円札新札と、夏目漱石の千円札旧札を交換。全額チップじゃないところがセコイ。
・ウィーン空港ANAゲート付近のビールパブで8時から飲み始め、10時半には酔っ払い。オーストリアのビールについて解説してくれたりと、なかなか良いお兄ちゃんだった。

旅のしおり:谷川岳

記載の時刻等は訪問時のダイヤです。

1日目

東京 1340 (とき323) > 上毛高原 1443
上毛高原駅前 1450 (バス) > 湯檜曽温泉街 1523

宿泊:湯檜曽温泉なかや

1日目Tips
・東京から上毛高原まで新幹線で約1時間。中央線で高尾まで行くのと大差ない所要時間だが、指定席があるので快適。閉所恐怖症なので苦手だった二階建て新幹線は駆逐されており、なんなら今はグランクラスという選択肢すらある。谷川岳はロッククライミングにまつわる事故のイメージが強いが、ロープウェイもあって敷居は意外に低い。
・上毛高原駅〜谷川岳ロープウェイ間のバスが本数が多くて使いやすい。水上以北の上越線の運転本数の少なさを考えると、驚異的ですらある。
前回のブログにも書いたが、「なかや」の洋食が素晴らしい。夕食には別料金で人参スープを頼めるが、これも絶品だった。酒メニューにワインのハーフボトルがあればベストかなぁ。

2日目

湯檜曽温泉街 0909 (バス) > 谷川岳ロープウェイ 0920

谷川岳ロープウェイで天神峠へ行ってトレッキング

谷川岳ロープウェイ 1120 (バス) > 水上駅前 1143

昼食:そば処くぼ田

水上駅前 1248 (バス) > 上毛高原駅前 1313
上毛高原 1325 (とき320) > 大宮1403
大宮 > 横浜

2日目Tips
・谷川岳ロープウェイからは想定よりも早いバスに乗れたので、帰りの新幹線を1本前に変更しようとしたものの、夏休み期間中のせいか満席だった。時間つぶしがてら、バスを途中で降りて、水上駅前の蕎麦屋さんに行った。ホールのおねいさんが素晴らしい。
・気付いた時には家に帰っていたのだが、トンネルで有名な土合駅にカフェがある模様。
・いまだに誰からも賛同は得られていないが、例によって新幹線を大宮で降りて新幹線特急料金をケチり、普通列車グリーン席で座って横浜へ戻った。

おうむのおもいで

なんとなく分からない事は多い。

夏休みは8月のピークを外して、旅に出るようにしている。9月に休みを取る事が多いが、GWから9月までは長い道のりである。その間、どうすれば良いのだろうか。なんとなく分からない。

僕には悪癖があって、なんとなく分からないまま深夜にGoogle Mapを見続けることが多い。悪癖も不眠も今に始まった事ではなく、数年前の深夜、北海道北部の稚内紋別の間にある雄武町に「オホーツク温泉ホテル日の出岬」を見つけた。その名の通り、オホーツク海を望む高台に建つホテルである。しばらく頭の片隅に留める程度だったのだが、今春の深夜、改めてGoogle Mapを見直していたところ、近隣の漁村に「寿し処 須藤」という美味しそうな寿司屋さんがあった。写真を見ると、かなり細かい仕事をされる板前さんのようだ。

ちょうど快晴の道南旅行から戻った直後だったので、気分的にはイケイケである。稚内と紋別には行ったことがあるが、その間には何があるのだろうか。なんとなく分からないまま、手配を開始することにした。夏休みシーズン直前の週末だったが、往路は女満別ゆきJAL、復路は紋別からのANAに特典航空券の空席があった。問題は定期便が1日1便しかない紋別空港でのレンタカー返却だが、トヨタレンタカーなら女満別空港と紋別空港に営業所があって、乗り捨てできる。

本州なら7月上旬は梅雨の最中だが、梅雨前線は道北まで北上しない。らしい。余裕で構えていたが、出発間近になって週間天気予報を見ると、どうも天気が悪いようだ。出発前日までは晴天が続いていたのだが、出発日以降は曇りか雨の予報が続いていた。なんとなく分からないが、たぶん僕の日頃の行いの問題なのだろう。

それでも女満別空港に到着すると、予報に反して晴天が広がっていた。この晴れ間を活かすしかない。早々に車を借り出し、雄武へ向かった。

なんとなく分からないままGoogle Mapを見続けるのと同様に、僕には田舎の漁港を見たがる悪癖がある。魚釣りには全く興味がないし、漁業に関する知識は皆無なのだが。オホーツク海沿いの国道を走りながら、数カ所ほど漁港に立ち寄って撮影した。地元の人が見たら、密漁者か密輸業者の類だろう。いくつか不審な行為の例をあげて、怪しい人物を見かけたら通報するよう促す看板があったが、かなり該当しそうだった。

晴天を維持したまま、ホテルがある雄武町まで到着できた。奇跡的に空も海も青く、吹き抜ける風が気持ち良い。なんとなく分からないが、たぶん僕の日頃の行いの問題なのだろう。

ホテルには無理を言ってしまったが、初日の夕食はキャンセルしてもらい、例の寿司屋さんで本格的に泥酔。長年、ススキノの有名店にいらっしゃった方が、帰郷して店をやっているとのこと。仕事については素人が言うまでもないが、バブル期の繁華街で鍛えられたトークも上手い。僕にとって「話好きの和食料理人」は飲食業界で苦手な種族なのだが、さすがに年の功と言うべきか、何枚も上手だった。しかも採れたばかりの地元のウニが営業中に届く、かなりベストなタイミングで訪店できた。

翌朝は午前3時に起きた。窓の外を眺めると曇天ではあったが、雲に切れ間があったので、なんとなく分からないまま日の出を見に行った。朝焼けとはいかなかったが、幻想的な光景を楽しめた。

その後は最終日まで雨まじりの曇りだった。女満別から紋別までは北海道の田舎の風情だったが、紋別から北は最果ての雰囲気である。晴れていれば何かしらやることはありそうだが、ぐずついた天候では何をすれば良いのだろうか。なんとなく分からないまま1日半ほど車でフラフラして、飛行機で帰京の途についた。

自宅に帰って調べたところ、北海道には蝦夷梅雨というものがあるらしい。厳密な意味での気象用語ではないようで、なんとなく分からない説明しか見付けられなかったが、夏になる前、なんとなく天気が悪い日が続くらしい。

これだけは、なんとなく分かった。

旅のしおり:雄武

1日目

羽田 0710 (JAL565) >> 女満別 0855

・漁港めぐり

夕食:寿し処 須藤

宿泊:オホーツク温泉ホテル日の出岬

1日目Tips
・日の出岬にはオシャレな展望台がある。流氷の時期は良いだろうと思う。

2日目

0345 日の出

ウスタイベ千畳岩

2日目Tips
・東京より北にあるせいか、それとも東にあるせいか、日の出の時間が早い。と思う。早朝の風景を満喫してからホテルに戻っても、まだ午前4時半だった。それから二度寝というか、本格的な睡眠である。朝食を食べるか確認の電話が入ったが、記憶がないまま挫折。
・結局、三度寝くらいして、気付いたら正午前だった。天気は良くないが、稚内方面へ北上することにした。とりあえず枝幸町のウスタイベ千畳岩を目指したところ、「オホーツク枝幸うまいもん祭り」の前夜祭に遭遇。目的の千畳岩は花火打ち上げ場所になって閉鎖されていたが、毛ガニ水揚日本一の町らしく、色々と地元うまいもんを買い食いできた。やっぱりカニを食べるのは苦手だ。

3日目

紋別 1300 (ANA376) >> 羽田 1450

3日目Tips
・紋別のキャラクターに「紋太」というオッサンがいるが、なんとなく良い。と思う。というか素晴らしい。